欲しい写真、みんなプリントしてました。 今はフォトブックかな?

ずいぶん昔の事ですが、高校の教師をしていました。遠足や修学旅行などの行事があると、私は必ずカメラを持参して生徒の写真を撮るのが常でした。今ではスマホで好きなだけ写真が撮れますが、当時はスマホもなかったのです。
そうして撮った写真はすべて自宅でプリントしました。それらの写真を大きな用紙に貼り付けて、それぞれに番号をつけます。それを教室の後ろに貼って【欲しい写真の番号を書きなさい】と生徒に伝えました。生徒たちは喜んで自分たちが写っている写真を探し、何枚も注文してくれました。その数を集計し、再び自宅で注文された枚数分だけプリントです。一人二人で写っている写真ならすぐに終わるのですが、10数人で一緒に写っている写真などはその人数分プリントしなければらないので、結構ハードな仕事でした。一回の行事で少なくとも200枚は印刷していたと思います。そうして出来上がった写真は、みんなタダで生徒にあげました。写真用紙代などを考えたら大きな出費でしたが、生徒の喜ぶ顔が見たかったのです。
スマホ全盛の今、デパ帳のフォトブックなどでやるだろうし、そもそもそんな事をやっている先生もいないと思いますが、私にとっては良い思い出になっていて、時々はその頃の写真を取り出しては眺めています。